新型コロナウィルスとYouTubeへの影響

2020/03/15

web 日本

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町の中華料理屋さんの入り口にはこんな温かいメッセージが掲げられていました。
日本 頑張って 北海道 頑張って
(店内にマスクあるよ~)
(中華料理屋さんとしては、一人でも多くのお客さんに来てほしいというのもあるとは思いますが・・・企業努力も感じます。)

前回の新型コロナウィルスと周辺のできごとの続きで、その後の10日間の周辺のできごと・変化を記録がてら、簡単にまとめてみました。

3月5日~3月15日の変化

3月5日からの10日間で、

  • 韓国であっという間に感染が広がったかと思えば、
  • イタリアを中心とした欧州が今では感染の震源地(主戦場)と化し
  • アメリカでもトム・ハンクス氏、カナダの首相夫人など北米でも著名人にまで感染が広がり(トランプ大統領、検査しなくて大丈夫なの?レベル)
  • WHOからパンデミック宣言が出た
  • 株価暴落

という感じで、日本でも相変わらず感染者数等は増加し続け、ピークアウト感はまったくなく、「東京オリンピック2020」の延期の可能性もだいぶ有力になってきました。

スポーツジムでの締め付けさらに強まる

私が通うスポーツジムは相変わらず営業は続けてくれてはいますが、3月15日までを予定していたグループレッスンなどの団体プログラムの休止状態は、今回は期限無しでさらに延長されることになりました。


(グループレッスン等の)再開を延期させていただくことになりました。
再開日につきましては決まり次第お知らせいたします。
また、スポーツジム入館の際に以下のようなアナウンスが付け加えられ、締め付けが強化された感じです。


次の症状および該当する点があるお客様はご利用をお控えください。
  • 風邪の症状(くしゃみや咳が出る)や37.5度以上の熱がある方。
  • 強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方。
  • 咳、痰、胸部不快感のある方。
  • 同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる方。
  • その他新型コロナウィルス感染可能性の症状がある方。
過去14日以内に、政府から入国制限、入国後の観察期間を必要と発表されている国・地域への渡航、並びに当該在住者との濃厚接触がある方。

今営業しているスポーツジムも、休業を余儀なくされるのは時間の問題なのかもしれません。

個人的には、もう熱37.5度などの条件付けは数字が独り歩きしてしまうので廃止して、少しでも風邪みたいな症状(くしゃみや咳など)や少しでもふだんと体の感覚が違う人は、人が集まるところには来ないでほしい、という感じなのですが・・・

無緊張な日本の若者



しかし、町中の広場には、相変わらず若者の集団がワイワイガヤガヤ大騒ぎの濃厚接触中で、世界と日本の温度差をかなり感じます。しかもマスク無しで。これが平和ボケというものなのかどうかはわかりませんが、無緊張すぎると言えるかも。

封鎖されたイタリアの広場とはかなり対照的。指示を受けないと動けない、こんな受動的な日本の若者集団の感じだと、日本も政府による「緊急事態宣言」の発令は刻一刻と近づいてきている感じがします。

YouTubeの広告にも変化が

こういう町中の変化だけでなく、ネット上でもいろいろな変化を感じます。例えばYouTubeやアドセンスに出てくる広告の変化。


最近、やたらと動画の中で表示される広告に、

「YouTubeに広告出しませんか?」
「Googleに広告出しませんか?」
「Yahooに広告出しませんか?」

という(一般の広告ではない)広告出稿誘致の広告が増えてきているように思います。

あと、「政府広報」のテキスト広告もよく見かけるようになりました。

3.11の東日本大震災の時に、テレビから一般のCMがほとんど消えて、AC(公共広告機構)のコマーシャルだらけになったことはまだ記憶に新しいですが、その時のことを彷彿させます。

もしかしたら、google(YouTube含む)も新型コロナウィルスによる不景気または自粛ムードで、広告出稿者が減りつつあり、広告収入のテコ入れが必要になってきている段階なのかな、と推察されます。

広告事業って、景気がよくないと成り立たないビジネスモデルなんですね。

2019年からYouTubeバブルが始まりましたが、広告収入に依存しているYouTuber(ユーチューバー)という稼業は、思っている以上に砂上の楼閣なのかもしれない・・・そんなことを考えさせられるここ最近の新型コロナウィルスに派生する一連の出来事です。

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