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Yahoo!知恵袋の投稿者の履歴(質問・回答)を調べる方法

2021/06/15

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t f B! P L

ヤフー知恵袋投稿履歴検索方法

誹謗中傷の温床となっており、社会迷惑な電子掲示板サービスの1つに、Yahoo! JAPANが運営する「Yahoo!知恵袋」があります。

以前、とある弁護士と話したところ、『「Yahoo!知恵袋」の誹謗中傷・削除案件は常に抱えているような状況』とのことでした。それだけ「Yahoo!知恵袋」に書かれた誹謗中傷で苦しむ人が多い、ということです。

Yahoo! JAPAN側の対応もよろしくないことから、Yahoo! JAPANは早急に「Yahoo!知恵袋」サービスのすべてを終了させたほうがよいのでは、と考えます。

投稿履歴が閲覧できなくなった

このYahoo!知恵袋、以前は、投稿者(質問者または回答者)のプロフィールページを見れば、これまでの全投稿履歴がリスト表示され閲覧できていたのですが、現在は履歴は表示されない仕様になっています。

My知恵袋の機能変更のお知らせ
2020年10月12日
https://chiebukuro.yahoo.co.jp/blog/2020/10/12-01.html
変更の対象となるページ
・他のユーザーのMy知恵袋
今回終了となる機能
・質問一覧
・回答一覧
・最近の更新(PC版)

投稿者の過去の履歴を見ることで、投稿者のパーソナリティやその投稿の信憑性などをはかることができていたのですが、現在はほぼ「書き逃げ」ができる状態になってしまっています。

過去の履歴が他人から分からなくなったためか、より匿名感が増し、無責任な誹謗中傷を投稿する人がさらに増えた感じが否めません。

知恵袋の投稿履歴を調べる方法

しかし、万全ではありませんが、ある程度、投稿者の過去の投稿履歴を調べる方法が残されていますので、メモを残しておきます。「Yahoo!知恵袋」に苦しめられている皆さんの少しでも助けになれば幸いです。

googleで「演算子」で検索する

Yahoo!知恵袋の投稿者の過去の投稿履歴を調べる方法として、Googleの検索窓に、演算子(site:)を入力する方法があります。

具体的には、演算子の1つ、site: を使って、以下のように入力していきます。 
site:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/
この演算子「site:」の意味は、サイト「https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/」の中を調べる、ということです。

その後に「半角スペース」を入れた後、続けて「調べたい投稿者のID」を入力することで、そのIDの投稿者の過去の投稿を列挙させることができます。

例えば、「調べたい投稿者のID」が仮に ●●● という文字列だった場合、
site:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/ ●●●
と入力します。

そうすると、以下のように、過去の投稿がずらずらっと表示されます。
Yahoo知恵袋の投稿履歴検索結果
上の検索結果では、この ●●●(仮)というIDの人は、549件以上、Yahoo!知恵袋に投稿していることがわかります。

その投稿の1件1件を読んでいくと、ほとんどが誹謗中傷または喧嘩調の投稿であることがわかり、あまりこの投稿者の回答は信憑性がないことがわかります。また、この投稿者の質問に回答したら、ケンカや誹謗中傷を吹きかけられ、トラブルになるので、関わらないほうがよいことがわかります。

この事例に漏れず、「Yahoo!知恵袋」回答者は、回答をするというより、回答者自身のストレス発散のために書き込んでいることが多く、特に大量の回答を書き込んでいる人には、問題がある人が多いのが実情です。大量の回答を書き込んでいる人の回答の中には、高い確率で誹謗中傷等、違法行為が含まれている投稿が存在します。

このような実情ですので、Yahoo!知恵袋は利用しないほうがよいですが、どうしても利用する場合は、質問をして回答が付いたら、または質問に回答する場合は、その回答者または質問者の履歴を調べ素性調査をし、スルーするなり対応策を検討したほうがよいです。

現状、こうした悪質な当行と利用者を野放しにし、そのページに大量の広告を載せて荒稼ぎしている一番の利得者はYahoo!Japanなので、知恵袋運営者であるYahoo!Japanの責任は非常に重いものがあります。問題記事を世間に拡散し続けることでアクセスを集め、広告収入で一番、利益を享受している Yahoo!Japanが、本来なら損害賠償の責を担うべきです。

IDが重複する(同じIDが複数ある)場合

●●●の重複IDが存在することもあります(Yahoo!知恵袋では既に存在しているIDと同じID名を取得することもできます。IDの重複OKということ)。

その場合は、その表示されているIDにカーソルを合わせるか、IDをクリックすれば、固有に割り振られた「登録番号」↓(下の赤の部分)
例:https://chiebukuro.yahoo.co.jp/user/1234567890
が表示されるので、その末尾の番号の違いで、同一人物か別人かを見分けることができます。

基本的に、質問にしても回答にしても、毎日のように投稿している人は、知恵袋依存症、ネット依存症で、何かしら問題を抱えている人が多い(知恵袋をストレス発散の場としており、イライラして攻撃的である)ので、知恵袋に限らず、SNSにはあまり関わらないほうが良いです。
以前、CMで「SNSは上げずに見るだけ」というキャッチフレーズがありましたが、真理です。

ID表示が「●●●********さん」と一部表示の場合

投稿者のIDが固有の名前表示ではなく、「●●●********さん」のような、先頭3文字だけ表示され、後ろはアスタリスク「*」(米印)で隠されてしまっている場合は、(完璧ではありませんが)演算子に「完全一致」の「" "」(ちょんちょん)を併用することで、投稿履歴を探し出すことができます。

「完全一致」の「 " " 」検索

「完全一致」検索とは、具体的には、
site:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/ "●●●********"
という感じで、googleの検索窓 " " でくくった単語(または文章も可)を入力します。

IDがすべて露出しているケースよりも精度は落ちますが、それでも「●●●********」さんという人の、過去の質問履歴ないし回答履歴を拾い上げてきてくれます。

また、この検索方法で、類似のIDがたくさん出てきてしまう場合は、その類似のIDを排除する除外検索・・・「-」(マイナス)をキーワードにつける・・・で検索の精度を高めることができます。例えば、
site:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/ "●●●********" -"●▲■********"
と「マイナス」記号を付けたキーワードを入力することで、「●▲■********」が書かれたページを検索結果から排除することができるので、より「●●●********」とだけ書かれたページに集中することができます。

「ID非公開さん」の場合

投稿者が「ID非公開」にしてしまっている場合は、上述2例よりも難しくなりますが、それでも過去の投稿履歴を調べる方法は少しあります。

それはその投稿者の癖をつかむことです。

「ID非公開」にしている人は、それなりに「Yahoo!知恵袋を知っている」(過去に利用履歴がある)ことの裏返しですので、必ず過去に何かしらその「ID非公開さん」の投稿履歴が残っています。

特徴的な単語や文章の癖を探して検索する

ですので、その「ID非公開さん」の、
  • 特徴的な単語(名詞)、地域名や商品名など
  • 特徴的な文章
  • 偏った興味やカテゴリー
から単語を抽出して、
site:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/ "特徴的な単語(や文章)"
で検索すれば、過去の投稿を探し出せることがあります。

だいたい知恵袋のヘビーユーザーは中毒者で、同じネタ(テーマ)について延々と病的に質問や回答をしており、癖がある人が多いので、癖のある文章や単語を、「" "」完全一致検索していくと、それらしき投稿が見つかる場合が多いです。

URLでステマがバレる

上の例と同じですが、知恵袋を自分のYoutubeサイトやアフィリエイトサイトへの誘導(宣伝)の場として、ステマを行っている人が結構います。その場合はたいてい、誘導したい先のURLを投稿内に書いているので、例えば、
site:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/ "URL"
で検索すると、特定のURLへ必ず誘導しステマをおこなっている「ID非公開さん」を簡単に探し出すことができます。

ちなみに「ID非公開」にしたところで、Yahoo!JAPAN側には投稿記録(個人情報)はかなり長い期間(数年レベル)で残っているので、記録発信者情報開示請求などで開示されれば、そのID非公開者のIPアドレスや登録情報などは開示されます。
もうすぐ「改正プロバイダ責任制限法」が施行されますので、そうすれば、1回の裁判で個人特定まで一気に行けるようになるので(つまり犯人特定の費用と時間が軽減されるので)、今後はYahoo!JAPANを相手取った裁判もさらに増えることでしょう。知恵袋で被害を被っている人は、泣き寝入りせず、どんどんYahoo!JAPANに訴訟を起こしたほうがよいです。そうでもしないと社会は良くなりません。

誹謗中傷者の特定に利用できる

以上の演算子での過去投稿履歴検索は、何に応用できるかといえば、それは今、社会で問題となっているネット上での誹謗中傷者(犯人)の特定や、誹謗中傷が書かれたYahoo!知恵袋の問題記事の削除などに使えるということです。

例えば、上記の例のように、投稿履歴が数百件もあると、それを根気強く読んでいくと、

  • どこに住んでいるか
  • おおよその年齢
  • 職業(今、昔)
  • 結婚しているか
  • 性別
  • 趣味・趣向
  • 使っているSNS

などが特定できることが結構あります。

投稿履歴でSNSを特定→本人を特定できれば、裁判を起こすことなく(つまり多額に費用をかけずに)問題記事を削除できたり、本人に損害賠償請求ができたりします。また、刑事事件として処理する場合は、本人特定情報を警察に提示すれば、警察も動きやすくなります。

自分は実際に、Yahoo!知恵袋の投稿履歴を演算子検索で投稿者を特定し、削除に成功したことがあるので、その体験談は、こちら→0円でYahoo!知恵袋の削除に成功した事例

演算子メモ・まとめ

  • 「site:」・・・そのサイトを調べる。キーワードを並列させることで、そのキーワードが載ったそのURL内のページを探し出せる。例えば、特定の知恵袋IDが投稿したページの抽出など。
  • 「" "」・・・完全一致検索。調べたいキーワードや文章を「 " 」で囲む(挟み込む)ことで、より完全に一致した単語や文章を、より厳密に調べ出すことができます。 例えば、
    site:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/ "Yahoo!知恵袋の投稿者の履歴(質問・回答)を調べて誹謗中傷者犯人を特定する"
    とgoogleの検索窓に入力すれば、「https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/」というサイト内の、「Yahoo!知恵袋の投稿者の履歴(質問・回答)を調べて誹謗中傷者犯人を特定する」に完全に一致したページを探し出すことができます。
  • 「intext:」・・・上の完全一致検索に近いですが、「site:URL intext:キーワード」で、そのURL内で、そのキーワードが含まれたページを抽出することができます。
  • 「-」・・・除外検索。調べたい単語と似た紛らわしい単語などがあって、それを除外したい時などは 「-」(マイナス)を除外したい単語の前に付けて除外することができます。
  • 「OR」・・・検索キーワードを結合できる。例えば「スパゲッティ OR パスタ」など。
  • 「cache:」・・・キャッシュされたバージョンを探す。例えば最近削除されたページを見たい場合、まだキャッシュに残っていれば有効。
  • 「related:」・・・そのURLのページと関連するサイトを検索できる。同一人物のtwitterとFACEBOOK、インスタグラムなどを紐づけて抽出してくれる時があります。誹謗中傷の犯人特定に使えることもあります。
  • 「#」・・・「#キーワード」でハッシュタグを検索することができます。
  • 「@」・・・「@(ソーシャルメディア名)」でSNSを指定して検索できます。例えば「@twitter キーワード」「@twitter #キーワード」でtwitter 内の特定のキーワードやハッシュタグを抽出できます。
→参考:ウェブ検索の精度を高める
https://support.google.com/websearch/answer/2466433?hl=ja

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