ふだんはネットバンクを利用しているので、あまりATMで銀行振込はしないのですが、やむをえず三菱UFJ銀行のATMから他行へ振り込む必要が生じ、振込手数料を受取人負担にする方法で戸惑ったので、メモがてら残しておきます。
ATMは手数料負担の選択画面がない
私はてっきり、振り込む際、振込手数料の負担を、- 受取人(相手側)にするのか、
- 振込人(こちら側)にするのか、
選択できる項目がATMの画面に出るのかと思っていたのですが、そうした画面がなく、あやうくこちら側負担で送金してしまうところでした。
ネットバンクの場合
同じ三菱UFJ銀行でも、インターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)のほうは、予め振込手数料負担をどちらにするのか、選択できるようになっているようです。【インターネットバンキング(三菱UFJダイレクト)の場合】
Q.三菱UFJダイレクトのインターネットバンキングで振込手数料を受取人負担で振り込むにはどうすればいいですか?
↓
A.インターネットバンキングでのお手続きの際、「振込手数料を、先方(受取人)負担で振り込む」欄にチェックをつけていただくと、ご入力いただいた金額から、自動的に振込手数料を差し引いて振り込みいたします。
https://faq01.bk.mufg.jp/faq/show/157
ATMの場合
しかし、ATMからの振込みの場合、この「振込手数料を、先方(受取人)負担で振り込む」といった選択画面はありませんでした。(尚、今回は自分の三菱UFJ銀行の通帳とカードを使っての、自分の口座から他行への振込です。)
114840円を振込手数料を受取人負担で送金したいのですが、振込先を入力していくと、以下のような画面にたどりつくのですが、
ここで114840円と全額を入力してしまうと、114840円が相手方(受取人)に送金され、振込手数料(440円)は別途、自分の口座から引かれてしまいます。
つまり、最初から(上の画面)振込手数料をこちらで予め引いた額を入力しておかなければなりません。
そうすると振込完了直前に、以下のような「最終確認」画面が出ます。
振込手数料(送金額によって異なる)を前もって知らない人は、この最終画面で振込手数料が表示されるので、この画面の最下部の振込手数料額を確認して、その上の「振込金額」を「訂正」して、自分で振込手数料を差し引いた額を入力しなおす必要があります。
自分で振込手数料を前もって調べた上で調整しないといけないので、とてもややこしいと思いました。
以前、仕事で振込を受ける際に、お客さんが金額が足りていない額(振込手数料が引かれた額)を間違って送金してきて、その後、もう1回、不足分を送金する、ということがあったのですが、こういったややこしいシステムになっていたからか・・・と実感しました。
特に年配の方にはネットはさることながら、ATMでの送金は至難の業なんだろうな、と納得しました。
振込先の銀行名が見つからない
あと、それ以前に面食らったのが、最初の振込先の銀行を選択する画面で、住信SBIネット銀行がどこにも表示されていないんですね。大手銀行名は最初の画面に名前を連ねているのですが、住信SBIネット銀行のボタンがどこにもありません。住信SBIネット銀行には振込できないのか?と戸惑いつつ、よーく見てみると、
- 金融機関名を選択の画面の
- 次のページ(2ページ目)に
- 「銀行」という項目があり、そこを押す
- そして自分が探している銀行名の頭文字を入れる
例:住信SBIネット銀行なら「ス」
- そうすると住信SBIネット銀行がようやく表示されました
これもふだんからATM操作に慣れていない人やお年寄りだったら、自分が振り込みしたい銀行を探し出せないまま終わってしまうだろうな、と感じました。
まとめ
- 三菱UFJ銀行のATMで振込手数料を受取人負担にするには、こちらで予め振込手数料分を引いた額を振込金額に入力すること。
- 振込手数料の受取人負担/振込人負担 を最初の段階で金額提示とともに明確にわかるようにしてほしい
- 振込先銀行名を、「銀行」ではなく、「その他の銀行はこちら」などと大手銀行以外のものも探し出しやすくしてほしい