最近、楽天関連のサービスで「楽天はオワコンだ。」とつくづく実感したことが続いているので、その辺りをまとめました。
楽天ラクマはぼったくり天国(転売屋の温床)
最近ひょんなことで、メルカリで1600円で仕入れたてのものを、楽天ラクマで25倍のボッタクリ価格をつけて販売する、ぼったくり転売ヤー(転売屋)を目撃する機会がありました。しかも、メルカリで他人が出品した画像や商品説明を、そっくりそのままパクって(無断使用して)、ラクマに載せるという手抜き加減。中国系の某詐欺サイトとまったく同じような手口です。
それ以外のラクマの出品物をざっと見たのですが、どうやらラクマはヤフオク同様、業者や転売ヤーの巣窟と化しているようで、出品物や出品方法に「プロ」臭がプンプン臭います。メルカリで一般人が出したものを仕入れては、ラクマやヤフオクでぼったくり価格を付けて売り抜く。しかも商品説明などは無断転用するのを生業としているようです。
ちょっと見ただけで、ラクマは利用しないほうがよいことがわかります。
楽天ラクマの欠点
その他に気づいた、ラクマの悪い点は、- コメントが短文しか書き込めない。
- コメントにURLを書き込めない。
- 「通報」手段がない(適切なコンタクト手段がない)。
などが挙げられます。
1と2については、出品者に何かを指摘して正そうとしたり、URLで何かを伝えようとしても、ほとんど何も書けないようになっています。
3についても、
Q違反商品を見つけました
利用規約・ラクマのルールに違反した商品や行為を確認された場合は、該当の商品ページから以下の手順で通報を行ってください。
ご報告いただいた該当商品やユーザーに対しては、詳しく調査のうえ対処を検討させていただきます。
iOS
1.商品ページ右上の[…]をタップ 2.[問題を報告]をタップ 3.報告理由を選択・任意で問題の詳細を入力し右上の[送信]をタップ
Android
1.商品ページの[…]をタップ
2.[問題のある商品を報告]をタップ
3.報告理由を選択・任意で問題の詳細を入力し右上の[報告する]をタップ
とは説明があるものの、その肝心の"商品ページの[…]をタップ"の[…]がまったく見当たりません。念のため、スマホでもパソコンでも、ラクマにログインして確認しましたが、まったくタップするべき[…]なるものが見当たりません。
つまり、違反申告等ができにくくなっており、これは犯罪の温床にはうってつけの、よろしくない転売サイトと言えます。
商品ページや出品者ページなどいろいろ調べてみましたが、通報方法が見当たらないため、ページにある、
一般の「お問い合わせ」
https://fril.jp/contact
掲載・取材に関するお問い合わせ https://fril.jp/info/pr_inquiry
ログインができない場合
問い合わせ先メールアドレス:[ support@fril.jp ]
からコンタクトを取るしかなさそうです。
但し、違反商品や違反行為の通報をしたところで、対応はあまり期待できないようです。
Q.通報したのに対応されていませんちなみにラクマを検索すると、上のような推奨キーワードが表示されます。
商品ページより通報いただいた商品は、運営側にて順次確認しておりますが、出品数の増加に伴い対応が遅れることもございます。何卒ご了承ください。 https://faq.fril.jp/218/
Q.他の違反商品が削除されないのは何故?
現在、ユーザー数・出品数の増加に伴い多数の報告をいただいており、一部対応が遅れているものがございます。
上述のように、ラクマは違反報告をしにくいことに加え、「ラクマ 評価 先に見る方法」というキーワードからは、取引相手の評価が確認しづらいシステムになっていることがうかがえます。
また、ラクマでは要注意人物や危険人物がいるとの認識を持っている人が少なからずおり、返金を求めるトラブルや、消費者センターや警察に相談するようなトラブルを抱えた人が多いこともうかがえます。
ラクマやヤフオクなど、インターフェイス(見た目)をメルカリに似せようと必死のようですが、メルカリに比べて圧倒的に利用者が少ないのは、やはりこうした対応やユーザビリティが悪く、悪質な業者や転売ヤーの温床となっているからでしょう。ラクマ利用はおススメではありません。
ラクマの同じような事例
同じような事例でラクマによって困らされている人はいるようです。ラクマでの無断転載について。
ラクマにて私が出品してる画像が無断で他の方が使用していました。コメントで画像の変更or削除をお願いしたのですが、すぐにコメント削除されブロックされてしまいました。もちろん画像はそのまま使われたままです。画像に自分の名前など記載しておけばよかったのですが、まさかそんな非常識な方がいるとも思わず。事務局に報告はしたのですが、ラクマはメルカリより対応が遅いイメージです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11237045406
楽天アフィリエイトもオワコン
以前(2008年~2010年頃)、楽天アフィリエイトで、1つのブログにつき月1万円~2万円相当、稼いでいた時期がありました。当時それほど力は入れてなかったのですが、小遣い稼ぎにはなる印象でした。しかし最近(2019年以降)、また同じような要領で楽天アフィリエイトを改めて利用してみたのですが、これがまったく稼げなくなっており、楽天アフィリエイトの利用は止めることにしました。(このサイトではありません。)
楽天アフィリエイトがオワコンとなった要因は、
- クッキー有効期間の短縮(30日間→24時間):2019年4月
- 成果報酬料率が改悪:2021年4月
- スマホの台頭で各商品ページがスマホでの販売に適していない
が個人的には大きいと感じます。
特に自分の場合、1番目のクッキー有効期間の長さに2008年頃当時は、大きく依存していたように感じます。
また、3番目の「スマホの台頭」も2008年頃当時と現在で大きく変わってしまった社会変化です。しかし、楽天市場の商品ページを見てみると、アマゾンと違って、楽天は各商品ページが出展店舗に仕様が委ねられている部分が大きく、いまだにスマホ対応していないような、やたら関係ない商品宣伝画像を大量に貼り付けて押し売りしてくるページが目立ちます。
スマホではもっとシンプルに、軽い作りにしないといけないのに、肝心の目的の商品がどこにあるのかわからない。これでは購入者を逃してしまうでしょう。
結論としては、現在では「楽天アフィリエイト」よりかは「amazon アソシエイト」、それらよりも「Google アドセンス」のほうが稼げる、というのが実感です。
楽天銀行も改悪オワコン
これも巷で大きく取沙汰されているので、詳しくは書きませんが、これまで楽天銀行のマネーブリッジでの普通預金の金利優遇は、一律年0.10%(税引後年0.079%)でした。しかし2022年4月1日からの改悪で、預金残高300万円以上を超えた分に対しては、年0.10%→年0.04%(税引後年0.031%)に下がってしまいました。これにより、預金残高300万円以上になる場合は、楽天銀行に預けておくメリットは失われました。
普通預金に関しては、他行では、例えば「あおぞら銀行 BANK」年0.2%や、「auじぶん銀行」の「auまとめて金利優遇」年0.2%などがあります。
楽天経済圏における楽天銀行もオワコン感は半端ないです。
楽天銀行カード(JCB)の強制
楽天銀行ではJCB付き「楽天銀行カード」が必須となり、(当時)2つの楽天のクレジットカードを同時保有することが不可、とのことで自分がこれまで使っていたVISAの楽天クレジットカードが強制的に失効となりました。これで毎月携帯代金を引き落としていたのが、ある日予告なく「引き落とし不可」となり、通知が来てめんどくさいことになりました。また、JCBが使える機会(店・サイト)もあまりないので、クレジットカードとしての「楽天銀行カード」も使ったことがありません。
上記の利子低下もふまえると、楽天銀行で口座を開くことのデメリットのほうが目立ってきた今日この頃です。
楽天モバイル0円プラン廃止
これも世間で大きく話題になっているのであまり細かくは書きませんが、楽天モバイルが1GB以下0円プランの廃止を発表しました。私は楽天モバイルは利用していないので関係ありませんが、将来の携帯乗り換えの選択肢の1つとして楽天モバイルもあったので、楽天モバイルに関してもオワコン感を感じざるを得ません。
使えない楽天カード
楽天のクレジットカードも使えないことが多いです。仕事柄、クレジットカード決済を取り扱うこともあるのですが、
4297-69・・・
のクレジットカード番号で始まる楽天カード(VISA)は、課金(決済)しようとすると、高い確率で "declined"(課金拒否)が表示されて利用できません。
これは発給条件が緩いクレジットカード(つまり誰でも作れるようなクレジットカード)は、使える場所や使える金額が(実際は見えないところで)制限されているためです。
クレジットカード会社のアルゴリズム(セキュリティ)の精度も影響しています。
実際、AMEX(アメリカンエクスプレス)カードでは、こういった事例が1件もなく、カード申込時の審査やカード会社のアルゴリズムは、カードごとによって異なっており、楽天カードはその辺りもあまり良くないと感じざるをえず、「晴れの日に大量に傘をばら撒いて、雨の日に取り上げる」(クレジットカードを大量にばら撒いておいて、必要な時に使えない)イメージがあります。
まとめ
こうしてみてみると、ここ数年の楽天の各サービスの改悪(終焉)ぶりが目立ちます。「楽天経済圏」で検索してみると、「危ない」「崩壊」「やめた」「デメリット」「嫌い」「乗り換え」「代わり」といったネガティブ・キーワードが推奨キーワードの多数を占めます。
やはり楽天が提供するサービスに危機感を持っている人は多いようです。