ランク上位なボストンのユースホステル

2003/06/28

アメリカ

t f B! P L
ニューヨークに4泊した後、今回は昼間の移動でグレイハウンドバスでボストンに昼過ぎに着。

予約してあったボストンのユースホステルは、グレイハウンド・ターミナル(トランスポーテーション・センター)から徒歩だと30~40分かかるので、全線1ドル均一の地下鉄で移動することに。幸い、バスターミナルとSouth Station(サウス・ステーション)は隣接していて、すぐに地下鉄に乗ることができます。

地下鉄レッドラインに乗って、Park St.駅でグリーンラインに乗り換えて、Hynes Convention Center駅で下車。そこから徒歩4,5分でホステルに到着。

  • Hostelling International Boston
  • 場所: 12 Hemenway St. Boston MA 02115 U.S.A.
  • URL:www.bostonhostel.org
  • ベッド数:205
  • ドミトリー:1泊29ドル(HI会員)
  • チェックアウト時間: 11:00am
  • リネンはフリー(チェックアウト時にフロントへ持参すること)、24時間オープン(出入り自由・門限なし)
  • コインランドリー利用可能時間 7:00~22:00(乾燥機は23:00まで)
  • ロビーにコイン式インターネット端末あり(5分間/1ドル)

追記:
Hostelling International Bostonは、上記の12 Hemenway St. から25 Stuart St.へ、2011年に移転した模様です。
Hostelling International USA は 25 Stuart St. にある物件を $15 millionで購入。6階建てでベッド数450は、12 Hemenway St.にあったこれまでの規模の2倍以上になる。旧ホステル(12 Hemenway St.のほう)は、新居(25 Stuart St.)のリノベーションが完了するまで運営し続けるとのこと。
https://www.bizjournals.com/boston/real_estate/2011/01/hostelling-international-buys-stuart.html
との記事がありました。
規模は大きく、バスターミナルもすぐ近くで、何をするにも便利な場所に移転しましたが、宿泊料金も当時の倍以上に跳ね上がっていますね。もうアメリカは貧乏バス旅行+格安ユースホステル泊は難しくなってしまったのでしょうか。

尚、ホステルだった「12 Hemenway St.」の建物は、google ストリートビューを見たところ、その後、2012年~2016年頃まで語学学校EFの関係施設(おそらく学生寮)になった後、2017年頃以降はEmerson Collegeのレジデンス(学生寮)に変遷していった模様です。(https://www2.emerson.edu/housing-dining/residence-halls/12-hemenway)

以下は引き続き、「12 Hemenway St.」時代の、旧ボストンのHIの情報になります。


客室がある2階の、ちょっとしたスペースもくつろげるようになっています。キッチンも清掃が行き届いていて使いやすかったです。キッチンに置いてあるコーヒーや紅茶は飲み放題。炊飯器までありました。尚、キッチンは(清掃のため)14:00~15:00と23:00~24:00は使用禁止でした。


4人部屋のドミトリー。木製のベッドで清潔でダニはいませんでした。私は下段でした。室内のベッド脇のロッカーは、南京錠は自前のを使う、ホステルでよくあるパターンのものです。


このホステルで一番 印象的だったのが、バスルーム。シャワールーム(左)とトイレ(ドライヤー付き)が隣接しているのですが、ワインレッドの壁色に、金色の大きな扇子が装飾されており、日本風(中国風?)なアジアンテイストな感じになっていたことです。かなり強烈でした。

ロケーションと施設の充実からユースとしてはベストといえるため、シーズン中の人気はすごく、夏は必ず予約を入れたほうがよい。
「地球の歩き方 B01 アメリカ 2002~2003版 P736」
とあるように、確かにユースホステルとしてはランキング上位に来るなぁ、と私も感じました。もう一度、泊まってみたいホステルの1つです。


地下には電子式のコインロッカーがあり、1日あたり、小中サイズ1ドル、大サイズ2ドルでした。
私は明日、チェックアウトした後に、この地下のロッカーに荷物を預け、日中ボストン観光を再度した後に、再びホステルにもどって荷物をピックアップして、夜20:00発のワシントンDC行のグレイハウンドに乗る予定です。

私のNYの次の本当の目的地はワシントンDCだったのですが、なぜ直接ワシントンDCへ行かず、反対方向のボストンに来たかといえば、あえて距離を延ばすことで、ボストン夜発の夜行バスに乗れば、ワシントンDCまでバス車中泊ができ、結果、宿泊費を1泊浮かすことができるからです。(グレイハウンドの3週間乗り放題チケットなのでバス料金は変わらない。)

このアメリカ東海岸3週間バス旅行も、このボストンで6泊目になり、そろそろ洗濯物もたまってきたので、明日は朝一でこのホステルにあるコインランドリーで洗濯(+乾燥機)して、一旦、チェックアウト。荷物は地下のロッカーに預けておいて、昼間~夜まで1日ボストン観光予定です。

とその前に、本日もまだ夕方~夜まで時間があるので、到着して間もない、ボストンの街の観光に繰り出します。

ここのホステルの近くを散策中、ボストン交響楽団のシンフォニーホールの近くで小澤征爾さんの壁画を発見しました。

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