マイアミのダウンタウンが見えてきた・・・の図(バス車内より)
ニューヨークからマイアミへ
7月6日12:01昼:
ニューヨークのダウンタウンのグレイハウンドのバスディーポ発のマイアミ行の長距離バスに乗って、約27時間半かけて、一気にマイアミまで東海岸沿いを南下。丸1日以上、1つのバスに乗り続けていられるというのは、アメリカ大陸ならではの距離感を感じます。もちろん、途中の大中小の各都市・町で、休憩や乗降客はいます。
7月7日の16:00頃:
予定より少し遅れて、無事、マイアミのダウンタウンのグレイハウンドのバスディーポに到着。結局、28時間かかりました。
ちなみに現地に着いて知ったのですが(バスディーポのスタッフに教えてもらった)、マイアミにはグレイハウンドのバスディーポが5つあって、
- MIAMI NORTH(国内線用空港の近く。一般的な観光客はほとんど使わない。)
- MIAMI WEST(4111 NW 27th St. FL・・・ほとんどのバスの終発点。オーランド行など。自販機あり。)
- MIAMI DOWNTOWN(100 NW 6 St, Miami, FL・・・NY行はまずここを出てWESTへ行く。)
- MIAMI INTERNATIONAL AIRPORT
- MIAMI SOUTH
ややこしい。我々一般旅行客が利用することが多いのは専らWESTとDOWNTOWNだけのようですが、このややこしさとビーチまでのアクセスをなんとかしてほしい・・・。マイアミ・ダウンタウンのバスディーポのスタッフは親切だったのが救いです。
グレイハウンドバス車内から見えた、マイアミ市街地のフリーダムタワー
昔、キューバの難民がこの塔を目指して来たので"Freedom Tower(フリーダム・タワー/自由の塔)"と名付けられたそうです。私はこれを見て、昔、浅草にあった凌雲閣(りょううんかく)を思い出してしまいました。それにしてもマイアミ市街地は落書きが多いです。
ダウンタウンの治安に注意
「地球の歩き方 B01 アメリカ 2002~2003」版には、マイアミのダウンタウンは治安が悪いとあり、確かにそのようで、このダウンタウンのバスディーポからしてトイレの出入り口のドアにはロックがかかって自由に利用できないようになっているし、警備員は常駐し、あちこちに監視用のミラーがあり、ホームレス風?の昼間からぶらぶらしているような地元民らしき人々が周辺に群がっていて、あまり長居は無用という感じ。もうすぐ夜になるので、急いでネットで予約しておいたマイアミ・ビーチ市にあるユースホステル「Miami Beach International Travelers Hostel」へ向かうことに。
ダウンタウンとビーチを区別すること
マイアミはいろいろとややこしく、マイアミと一言でいっても、マイアミのダウンタウン(左/西)と、マイアミ・ビーチ市(右/東・・・島のほう)で大きく分かれていて、私のような典型的な旅行者が用があるのは(日本人が一般的にいわゆる「マイアミ」と呼んでいるのは)、東の「マイアミ・ビーチ市」(島)のほう。ダウンタウンからビーチへの移動
(車を持たぬ者にとっては)ダウンタウンからビーチへのアクセスもいまいちよろしくなく、グレイハウンドバスが周回して一気にビーチ方面まで連れて行ってくれればいいのですがそれはなく、渋々、- (ダウンタウンのバスディーポ前にある)Overtown駅からメトロレイルで隣駅のGovernment Center駅まで乗り(グレイハウンドのバスディーポからメトロバスターミナルまでは徒歩でも行ける距離だが、治安が悪いので避けた方が良いため)
- Government Center駅から徒歩5分ほどのメトロバスターミナルに行き、
- そこからメトロバスの#CかKのバスに乗って、マイアミ・ビーチ市(島)まで行き、9th St. ×Washington Ave.辺りで降りる
- その交差点の一角に「Miami Beach International Travelers Hostel」がある
- Miami Beach International Travelers Hostel
236 9th St. Miami Beach, Florida 33139 USA - ドミトリー1泊$20.21(チェックイン時宿泊費$19.21+シーツ代$1+キーデポジット$5の計$25.21を支払い、キーデポジット$5はチェックアウト時に返却される)
チェックインしてからのこのホステルの感想ですが、スタッフはフレンドリーですが、施設は全体的に古くて簡素、冷房はかろうじてきいている感じで、キッチンは使用不可。冷蔵庫はOK(利用可)。
なぜか館内全体的に暗い照明で、私がアサインされたドミトリーはもう一人いましたが、ほとんど顔を合わせませんでした。
シャワールームはユニットバスが各部屋についていて、ドミトリー4人で共有なので、誰かがシャワーかトイレを使っていれば、他の人は使えません。日本によくあるワンルームを4人でシェアする感じです。1泊しかしないのでいいのですが、あんまりこのホステル館内での滞在を楽しむ、という感じではないですね。これ系のホステルは、用途は寝るだけ、と割り切る必要があります。
ですので、荷物を置いて、すぐに外へ繰り出しました。マイアミ・ビーチ市内はすべて徒歩で移動です。
→マイアミ・バイスよりスカーフェイス押しなビーチ へ続く・・・