マイアミ・バイスよりスカーフェイス押しなビーチ

2003/07/07

アメリカ

t f B! P L

ユースホステルでチェックインを済ませ、荷物を置いて、早速、すぐ近くのマイアミビーチへ。マイアミ・ビーチ市(島)内はすべて徒歩での移動です。

ビーチとフラミンゴパーク

ビーチの「あるある」でビーチバレーコートの脇には砂で作ったお城(城塞都市?)みたいな芸術作品があったり、まさにマイアミ・ビーチ、という感じでした。

その他 Ocean Dr.をぶらぶらしたり、フラミンゴ・パークを訪れたり。お洒落なのはOcean Dr.ですが、何かと使えるのはネットカフェやスーパーマーケットなどがあるWashington Ave.のほうかな、と思いました。
ネットカフェも複数ありましたが、PCは日本語が使えたり使えなかったり様々です。
街全体としては、アジア系はあまりいない感じですが、SUSHIレストランはたくさんありました。

やたらとスカーフェイス


マイアミといったら、私にとってはドン・ジョンソンのマイアミ・バイス(MIAMI VICE)なのですが、マイアミビーチでは、とにかくアルパチーノ主演の1983年の映画「スカーフェイス」(Scarface)押しらしく、あちこちでアル・パチーノのポストカードやポスターを目にしました。
日本でもDVDなどのパッケージに使われているこれ↑系のデザイン、scarface posterなどのキーワードで検索したら出てくる、あの図柄のものです。白・黒・赤のデザインがポップでウケがよいのでしょうか。はたまた、「スカーフェイス」の成り上がり的ストーリーが、マイアミに合っているのでしょうか。

Ocean Dr.沿いにある建物では、わざわざ「ここがスカーフェイスのロケで使われた建物だよ!」と書かれた立派なボードまで建物入口に掲げられていました。

CVS:728 Ocean Dr, Miami Beach, FL 33139
This is the actual staircase that
was used in the filming of the "1983"
classic movie
"SCARFACE"
参考:https://i.imgur.com/Jf99aPn.jpg

もしかしたら、どちらかというと、マイアミ・バイスがダウンタウンのほう、スカーフェイスがマイアミ・ビーチ市のほう、という割り振りなのかもしれません。

ホロコーストの像とシン・ゴジラ


あと印象に残ったのは、ホロコーストメモリアル(Holocaust Memorial)の巨大な手のブロンズ像。

1本の空に伸びる巨大な手に、たくさんの人間の形をした苦しむような造形がまとわりついています。

【追記】:
映画「シン・ゴジラ」の最後のほうの尻尾のシーンを観た時、このマイアミのホロコーストの像を思い出しました(あまりにも似ていたので驚きました)。やはり「シン・ゴジラ」は「震」ゴジラの意味合いが強く、凍結したゴジラは福島原発を、そして尻尾の人間のような形をしたものは、このホロコーストの像と同じく、原発事故で苦しむ人々を表しているのだと感じました。

マイアミ・ビーチを駆け足で観光して、日が暮れてきたので、ホステルにもどって一泊です。マイアミ・ビーチのほうは、よほど路地裏でも入ってダラダラするなど、油断しなければ、それほど危険な目には合わないだろう(治安は悪くない)という感じでしたが、自分は南国だらだらが性分に合わないのと、何しろグレイハウンド3週間パスの期限があるので、次の町への移動を急ぎます。

明日は朝一でホステルをチェックアウト、ダウンタウンのグレイハウンド・バスディーポまで移動して、12:15発のキーウェスト行に乗り、道中、セブンマイルブリッジを楽しむ予定です。

寝落ちするほど長いセブンマイルブリッジをバス旅行 へ続く・・・

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