カナダ・トロントのイートンセンターの地下にあるフードコートのニューヨーク・フライズ(New York Fries)。
寒くなってくると食べたくなるものの1つに、カナダ名物のプーティンがあります。
カナダで食べておきたいもの
カナダ名物といえば、メープルシロップ以外にも、比較的どこでも安価に食することができるのが、このPoutine(プーティン)。カナダ名物「Poutine(プーティン)」といっても、フライドポテトにチーズとグレービーソース(肉汁)がかかっているだけですが・・・。
その他、ベジタリアン用の、野菜オンリーのプーティンなど何種類かメニューにあります。
一応、カナダの、特に東部における「家庭料理」の位置づけではありますが、カナダのポテトを提供しているファストフード店なら、だいたいメニューの中にプーティンがあります。
ニューヨーク・フライズ(New York Fries)
その中で、私が一番おいしいと感じたのが、ニューヨーク・フライズ(New York Fries)のプーティン。フライドポテトが、他のファストフード店よりもしっかりしている感じが好きです。ポテトの焦げ具合も他にない感じ。
- ニューヨーク・フライズ(New York Fries)
https://www.newyorkfries.com/
このニューヨーク・フライズは、トロント近郊のオンタリオ州 Brantford(ブラントフォード)にて、カナダ人の兄弟によって創業し、今では全世界に156店舗を展開し(そのうちカナダに120店舗あり)、他には中東や中国に展開しているようです。
韓国にも同名の店舗があるようですが、なぜか本家のホームページ(上記URL)の店舗ロケーションには、韓国のは載っていません。資本が違うのでしょうか。
そして残念ながら、なぜか日本にはないんですね。
カナダ東部の家庭料理
プーティンはフランス語圏のケベック州発祥の家庭料理なので、正確には Poutine「プティーヌ」というフランス語的発音のほうが正確らしいですが、冬は極寒のカナダ東部では、このような油っこいハイカロリーなものを食べて、エネルギーと脂をたくわえる必要があったのでしょう。私はトロント在住時、よくイートンセンターのフードコートにあるこのニューヨークフライズで、プーティンを食べていました。
ダウンタウン中心部にあり、ちょっとした休憩や読書、勉強するのにちょうどよい感じのフードコートで、思えば、私がフードコート好きになったのも、このトロントのイートンセンターのおかげかもしれません。
適度な雑音と、いろんな人種の人達が、思い思いの食事を摂っているのを眺めるのが好きでした。
日本でもプーティンを提供しているお店は何店かあります。大手チェーンでは、以前、ウェンディーズだったかが2004年頃に期間限定?で提供していたのですが、残念ながら、本場カナダのその味とは違うものでした。
とりあえずカナダ他、このニューヨーク・フライズを見かけたら、プーティンを食べてみることをオススメします。