【解決法】Google URL登録「ページの操作が一時的に無効になっています」

2020/10/20

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t f B! P L
日本時間の10月15日頃から、GoogleのSearch Console のURL登録機能(新しく作ったページをgoogle検索エンジンに登録を推奨する機能)が使えなくなっています。

症状

新しく作ったページのURLを読み込ませようとすると、

ページの操作が一時的に無効になっています。
と表示されてしまいます。その隣にある「詳細」をクリックすると、
2020 October 14, ongoing
The "Request Indexing" feature of the URL Inspection Tool has been disabled in order to make some technical updates. We expect it to be re-enabled in the coming weeks. In the meanwhile, Google continues to find and index content through our regular methods, as covered here.
と表示され、何やら「2020年10月14日」(米国時間)から、googleのサーバーの技術的なアップデートをしているため、数週間は(in the coming weeks)この機能は使えないとのこと。

但し、この期間中も、googleはregular methods(ふつうの方法)で、つまりネットを検索エンジンが徘徊する方法での通常の読み込み方法では、webページを読み込み続けているとのことですが、自己推薦機能は数週間は使えないらしいです。

この状態ですと、ふだんからアクセスがある「力があるサイト」ならいいのですが、弱小サイトだと半永久的にgoogleがそのサイトにやってきてくれない(そのページの存在に気付いてくれない)可能性があります。

解決方法1

念のため、だいぶ以前に存在していた、google検索エンジンにURL登録を推奨するサイト、

http://www.google.co.jp/addurl/

にアクセスをしたみたところ、
Search Console
Google インデックスに URL を送信するには、サイトマップを送信するか、Fetch as Google ツールを使用してください。

とあり、今回は「Fetch as Google ツール」(Search Console)のほうが使えない状態になったわけなので、そこに書かれているもう1つの手段、「サイトマップを送信する」を試みてみることにしました。

サイトマップとは、例えば、blogger なら、https://●●●.blogspot.com/sitemap.xml と、末尾にsitemap.xmlを付けたURLのことです。

このsitemap.xml付のURLをSearch Consoleの左メニューにある「サイトマップ」をクリックして改めて読み込ませてみました。

そうすると、(すぐの反映は無理でしたが)一晩たった翌日には、私の場合、新しく作ったページが、無事にgoogleに読み込まれていることが確認できました。

解決方法2

その他の解決方法としては、影響力ある(アクセスが多い)webページに、新しく作ったページのリンクを張って、googleが読み込みに来てくれるのを待つ・・・といったことが考えられます。

twitterやFacebookなどSNSで新しいURLを拡散させるのも1つの手ですが、これだと発リンクに rel="nofollow が付いているので、直接的にはgoogleにはアピールできません。しかし、このSNSを見た誰かが、自分のブログなどにリンクを貼ってくれるかもしれませんので、間接的にはSNSでの拡散も効果はあるでしょう。

解決方法3

その他、雑多な苦肉の策としては、以下の方法があります。

Ping送信する(Ping送信先を増やす)

ほとんどのブログやサイトでは自動的にPing送信するようになっているかとは思いますが、設定していない場合はPing送信する、送信先を増やす、というのも間接的に効果はあります。

Blogspot(Blogger)はPing送信機能がないので、以下のような参考サイトがあります。
BloggerのブログのPing送信を自動化する方法
https://customize-memo.blogspot.com/2020/03/ping-ifttt.html

頻繁に更新する

新しい記事のアップ頻度を上げる、というのもGoogleのクロールがサイトにやってくる頻度を高めてくれる効果はあります。

但し、これまでそんなに頻繁に更新してこなかったサイト(数日に1回、週に1回の更新など)が、今突然、毎日更新するようになっても、なかなかクロールはやってきてくれないので、これは即効性はほぼないと考えます(しかし、いずれ効果は出てくるかもしれません)。

ただ、これのリスクは、中身が薄い記事を量産しても、逆効果にしかならない、という点が挙げられますので、記事の質は注意しなければなりません。

とりあえず現時点では、上記「解決方法1」の、「サイトマップを送信する」が一番、効果的かと思われます。

「ページの操作が一時的に無効になっています」はいつまで続くのか?

【追記1】

1ヶ月半が経過した11月30日になっても、まだ「ページの操作が一時的に無効になっています」と表示され、Google URLの手動登録ができない状態が続いています。

ということは、これはかなり「意図的に・計画的に」おこなわれていることになります。

つまり、手動申告を一定期間、計画的に排して、外部リンク限定経由のクロールのみに絞って、本当に価値のあるサイトだけをあぶり出す(大規模な整理整頓の)ために意図的におこなっているのではないか?ということが推測できます。

となると、googleから過去のデータが完全に消えるのに通常2,3ヵ月はかかるので、「ページの操作が一時的に無効になっています」状態は、数週間どころか、2,3ヵ月はかかるのではないか?と考えられます。

【追記2】

2020年12月23日頃、コンソールでのURL登録申請機能が復旧したようです。

やはり2,3ヶ月・・・ということは、googleのサーバーの中で、何か(例えば価値のないページなど)を浄化したように感じられます。

早速、10月中旬以降にアップした記事の中で、Googleに認識していないものを次々と申請しましたが・・・
割り当て量を超えています
1 日の割り当て量を超えたため、リクエストを処理できませんでした。明日、もう一度お試しください。
と表示されてしまいました。1日にURL登録申請できる数は、1サイトあたり限度があるようです。日をまたいで、また登録申請していきたいと思います。

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