久々にノートパソコンでDVDを観ようとしたら、観れなくなっていた(再生できない)ので、代わりの無料動画閲覧ソフトをダウンロードして、無事、観れるようになった・・・というお話です。
Cyberlink PowerDVD サポート(無償利用)期限切れ
これまではノートパソコン購入時からすでにインストールされていたDVD/ブルーレイ閲覧ソフトCyberlink社の「Power DVD」(PowerDVD 10.0 )というのをフリーで使っていました。使い始めて5年ほど経った2021年の終盤でしょうか、DVDを見ようとしたら、
Cyberlink PowerDVDは、このメディア形式の再生に対応していません。と表示され、再生できない状態です。 「Cyberlink PowerDVDは、このメディア形式の再生に対応していません。」というメッセージだけでは意味不明で、まったくユーザーに不親切なのですが、ネットで検索したところ、どうやらこれは「アップデートする必要があります」という意味で、このCyberlink PowerDVDをバージョンアップしなければならないようでした。
Cyberlink PowerDVDをアップデートしようとしたけれど・・・
PowerDVDを起動させている時に表示される画面が、いまいちわかりづらいので、ネット検索し、- 「Windows 10で、CyberLink PowerDVDをアップデートする方法について教えてください。」
https://faq.nec-lavie.jp/qasearch/1007/app/servlet/relatedqa?QID=021509
に従って、 -
「PowerDVD 14.0をアップデート」のページの、
「>アップデートパッチのダウンロード」の箇所をクリックしましたが、リンクが機能しておらず、指定ページを開けませんでした。 -
そこで「PowerDVD ダウンロードできない」で検索したところ、
製品をアップデート (パッチ) するには
https://jp.cyberlink.com/support/faq-content.do?id=24866
というページがあったので、その中の、 -
CyberLink Web サイトのダウンロード ページ
プログラムを無料でアップデートできます。 通常、アップデートを行うことで、パフォーマンスが改善され不具合が修正されます。 ソフトウェア アップデート セクションからアップデートすることもできます (無料)
の、「ソフトウェア アップデート セクション」からダウンロードできました。
PowerDVD 21 Essential
4K 映像再生ソフトを無料ダウンロード
14 年連続国内販売本数 No.1 動画再生ソフトウェア
https://jp.cyberlink.com/downloads/trials/powerdvd-ultra/download_ja_JP.html
これで「PowerDVD 21」をダウンロードできて、DVDも観れるようになったのですが、ダウンロードする時は無料とは書いてあったものの、どうやらこれは無料期間は1ヶ月間限定で、さらに利用し続けるには、有料になるようでした。
Cyberlink PowerDVD 21を使ってみた感想
この「PowerDVD 21」にアップデートして実際に使ってみた感想ですが、- DVDソフトを入れると「キュッキュッキュッ」と、DJがスクラッチするような音(レコードをコスって出す効果音のような音)がする
- DVD/BDを入れた後の認識が遅い/認識・起動しないことがある
- 視聴中、一時停止するとドンピシャの場所では停止せず、映像画面(シーン)が必ず1コマ次に動いてしまう
などの不具合が確認されました。
特に3に関しては、自分は映像を一旦止めて、映像をキャプチャーする必要があったので致命的でした。
そこで「PowerDVD 21」はお試し無料1ヶ月間のみの利用にして、有料版にはアップデートせず、アンインストールすることにしました。
代わりにおススメな無料閲覧ソフト「VLC media player」
窓の杜などにも無料のDVD/BD閲覧ソフトはいくつかありますが、自分に最適だったのが、VLC media playerでした。VLC media player VLCはフリーなマルチプラットフォーム対応のマルチメディアプレイヤーであり、DVD、オーディオCD、VCDや様々なストリーミングプロトコルを再生可能なフレームワークです。
https://www.videolan.org/vlc/index.ja.html
(無料でダウンロード/インストールできるページ)
https://get.videolan.org/vlc/3.0.16/win64/vlc-3.0.16-win64.exe
上図にも表示されている、工事現場に置いてあるような三角コーンのアイコンが目印で、VLC media playerをダウンロードすると、このオレンジの三角コーンがアイコンとしてデスクトップなどに生成されます。
VLC media playerを使ってみた感想
VLC media playerを実際に使ってみた感想ですが、- サクサク動いて快適(Cyberlink PowerDVDは作動が重かった)
- DVD/BDを観ている途中でも、字幕や音声を自由に変えられる(いちいちDVDトップメニューに戻って字幕や音声を切り替える必要はない)
と、まったく問題ない、むしろCyberlink PowerDVDよりも快適になりました。もちろん日本語対応(ダウンロードから各種メニュー表示も日本語)です。 特に自分は、映画を英語字幕/日本語字幕、英語音声/日本語音声 に頻繁に切り替える使い方をするので、映画を止めることなく字幕や音声をササっと切り替えられるのは大きなメリットとなりました。
VLC media playerの安全性・脆弱性が不安?
ネットで「VLC media player」と検索すると、併せて「vlc media player 安全性」や「vlc media player 脆弱性」というキーワードが表示されます。このvlc media playerの安全性や脆弱性については、随時、修正されていっており、問題ないようです。
「VLCメディアプレーヤーに重大な脆弱性を発見」は誤報であると開発元のVideoLANが声明を発表(2019年07月25日)
https://gigazine.net/news/20190725-video-lan-forsay-vulnerability/
「VLC media player」v3.0.10が公開、CVE番号ベースで7件の脆弱性を修正 ~iOS/Android版にも影響
今回のアップデートには脆弱性の修正も含まれている。VideoLANが公開したセキュリティ情報によると、今回解決された脆弱性はCVE番号ベースで7件。「VLC 3.0.8」以前のバージョンに影響し、最悪の場合、細工が施されたファイルを開くと「VLC」がクラッシュしたり、「VLC」を利用しているユーザーの権限で任意のコードが実行される可能性がある。これらの脆弱性はiOS版やAndroid版にも影響するため、注意が必要。iOS版はv3.2.8へ、Android版はv3.2.11へのアップデートを推奨する。(2020年4月30日)
https://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1250238.html
要は最新版にアップデートしていけば問題ない、ということのようです。
何よりも、「VLC media player」で検索したら、これだけ各方面からの情報が出てくるという点が、安全性の証明・安心材料であると言えます。