地震大国・日本では、相変わらず毎日のように日本各地で地震が起きています。
小さい地震ならそうでもないのですが、震度4とか5以上になってくると、図書館や本屋さんなどの陳列棚の本が、酒屋さんなどでは酒瓶が店舗の床に割れて散乱したりします。
家の食器棚や本棚から食器や本が飛び出して転落しての怪我も多いようです。
地震対策に自転車のゴムネット
そのようなケースを防ぐのに、意外と役立つのが100円ショップでも売っている、自転車のカゴ用のゴムネットやゴムひも。これは、本来は自転車のカゴから、振動で物が飛び出したり、引ったくり防止用に売られているものですが、使い方を工夫すると、地震対策にも役立ちます。
上の図のように、棚の側面に引っ掛けて張り巡らせると、陳列棚などからの商品や物の飛び出し・転落防止に役立たせることができます。
特にメタルラックなど引っかける部分がたくさんある棚は、縦横無尽に設置がしやすいです。
引っ掛ける部分がないときは、引っ掛けやすいようにネジを棚に埋め込むか、フック型のネジを付けるといいでしょう。
自転車の荷台をしばるゴムひもを横に一本張るだけでも、瓶などの転落防止に一定の効果があります。
ゴムネットを引っ掛けているだけなので、奥の物を取り出すときは、ちょっとゴムを寄せるだけでよいし、邪魔ならすぐに外せるという利点があります。
100円で買えるので大量に購入して設置できるのもメリット。
ついたて代わりやデッドスペースの有効利用
また、本棚の前面だけでなく、棚の中に張り巡らせれば、本や食器と敷居(衝立)代わりにもすることができます。それ以外にも、この自転車のカゴ用のネットを、例えばメタルラックなどの棚の天板裏(上部)にハンモック状に張って、棚の天板裏のデッド・スペースを有効活用するのにも活用できます。
百均は宝の山。
自転車用のグッズでも、このように使い方次第では、いろいろな用途に活用することができ、100円のものでも、2倍、3倍にその価値を高めることができます。大袈裟に言えば、命さえも救う可能性があるものが、多々、100円ショップには眠っています。