Cheeroモバイルバッテリーの寿命は?

2022/10/15

日本

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cheeroモバイルバッテリー比較

モバイルバッテリーとして2013年から cheero(チーロ)シリーズ(cheero Power Plus 2~ cheero Power Plus 3)を代々、使っています。

合計で9台のcheeroを使っていますが、最近そのうち2台が寿命を迎えました。ただし、初期(2013年)に購入し、まだ問題なく使用できているものがあるので、利用回数など諸条件にもよりますが、使い方によっては、10年かそれ以上は持つ(使い続けることができる)、ということになります。

2013年購入のcheero Power Plus 2

自分が初めて買ったモバイルバッテリーは、2013年の cheero Power Plus 2(10400mAh)でした。
cheeroモバイルバッテリーの評判
マルチデバイス対応 cheero Power Plus 2 10400mAh (シルバー) 大容量モバイルバッテリー cheero martが販売 価格3,280円
Output 5V 2.1A / 5V1A で、重さは約300g。この当時のcheeroは「オートパワーオフ」機能は付いていないので(「低電流モード/小電流充電機能」が使えるので)、微電流の使用が多い自分にとっては、使い勝手がよかったです。

なぜかLEDライトも点灯できる仕様でしたが、ライト機能は誤って点灯させた時以外は使ったことはありません。LEDライトは需要がなかったのか、後続の同型バージョンのcheeroモバイルバッテリーからはLEDライト機能は削除されています。

2013年当時のcheeroの欠点

この2013年当時のcheero、外見はとても高級感があふれ良かったのですが、それが逆に欠点となりました。その高級感を醸し出している外装が、とにかく滑りやすいのです。およそのサイズは 縦 11cm×横 8cm ×幅 2cmで今時のモバイルバッテリーよりも少し大きく、重さも300gあったこともあり、とにかくよく落としていました。

この落下がなければ、前述の寿命を迎えた2台も、まだ生きていたかもしれません。

2台が故障した原因は、充電時にUSBを差し込んでいた状態で何回か滑り落したことにより、USB充電口の充電受け口が破損し充電できな状態になってしまったことによるものです。もちろんもう10年近く経っているのでメーカーの保証対象外。中のバッテリー自体はまだ使えるはずなのですが、もったいない限りです。

自分でハンダゴテ等でmicro USB差込口を修理することも考えましたが、DIY修理後の発火などが怖いため、やめておきました。

但し、当時このcheeroを気に入ったこともあり、2013年型のcheero Power Plus 2(10400mAh)は計5個、購入しました。うち3台はまだ生きてはいますが、3台中2台は、バッテリーの減りが早くなってきており、そろそろ寿命のようです。
偶然にも某ミリタリーショップのワゴンセールで100円で売られていた、MAGPUL 7.62 NATO CAGE 1LX50(7.62ミリ弾使用のNATO軍の銃のマガジン用マグプル)がピッタリのサイズだったので、Cheeroのモバイルバッテリーの滑り止めとして使っていました。

一番上の写真で、Cheeroの側面に黒いテープを貼っているのも滑り止めのためです。それだけ初期cheeroの滑りやすさには苦労しました。

2014年購入のcheero Power Plus 3

次に、2014年に、そのcheero Power Plus 2(10400mAh)の後継的なバージョンのcheero Power Plus 3(13400mAh)を2台購入しました。

Output1:DC 5V /1A、Output 2:DC 5V /2.4A (total:3.4A)で、重さは約250g、およそのサイズは 縦 9cm×横 8cm ×幅 2cm。

以前のcheero Power Plus 2との主な違いは、

  • 容量:10400mAh→13400mAh
  • サイズは縦が2cm小さくなった
  • 重さは50g軽くなった
  • 滑りにくい外装になった
  • LEDライトは無くなった

といったところです。この2014年のcheero Power Plus 3も、「オートパワーオフ」機能は付いていないので(「低電流モード/小電流充電機能」が使えるので)、微電流の使用が多い自分にとっては、使い勝手は良いものでした。

外装が滑りにくくなり、かつよりコンパクトに軽くなったせいか、このこの2014年のcheero Power Plus 3は、手から滑り落す(落下する)こともほとんどなく、2台とも8年経過した現在も現役で使い続けています。バッテリーの減りが速い、といった症状も今のところでておらず、cheeroの中でも優秀なバージョンであるように感じるので、おすすめです。

2021年購入のcheero Power Plus 3 13400mAh

前述の2014年購入のcheero Power Plus 3(13400mAh)が優秀だったので、2021年にcheero Power Plus 3(13400mAh)を3台購入しました。
cheero power plusの比較

サイズは2014年のcheero Power Plus 3(13400mAh)と同じですが、重さが約260g(全機種より10g重い)、出力がAuto-IC でtotal 5V / 3.4Aに変わっていました。

モバイルバッテリーをたくさん買う理由

なぜそんなにモバイルバッテリーを購入するのか?というと、自分はこちら自作ソーラーパネル・スタンドで自家発電生活でも述べているように、小型のソーラーパネル(GOAL ZERO等)からcheeroのモバイルバッテリーに太陽光充電をし、そのモバイルバッテリーで卓上ライト(LED)やUSB扇風機などを稼働させ、長年、節電しているからです。

2021年当時のcheeroの欠点

2014年購入のcheero Power Plus 3(13400mAh)と同じと思って買った2021年のcheero Power Plus 3(13400mAh)ですが、出力がAuto-IC でtotal 5V / 3.4Aに変わってしまったせいか、「オートパワーオフ」機能になってしまっていました。

つまり「低電流モード/小電流充電機能」が使えないので、出力電流がわずかなとき(低電流時)には、充電が終了したものと判断し、そのUSBポートからの電力供給を停止してしまう(オートパワーオフしてしまう)という欠点があるのです。
チーロ・モバイルバッテリーの違いを比較

例えば、この2021年のcheero Power Plus 3(13400mAh)で、卓上USB扇風機を1台だけ稼働させていたら、卓上USB扇風機はあまり大きな電流を使わないので、cheeroが勝手に「充電が終わった」と判断して電力供給を止めてしまう・・・つまり、扇風機を使い続けることができない、という困った事態に陥ってしまうのです。

ですので、この2021年のcheero Power Plus 3(13400mAh)で、自分の身の回り品の小電力家電を稼働させるには、複数台の家電を同時に接続して稼働させ、あえて同時の消費電力を上げた状態にして使わなければならない、という工夫が必要となってきます。

この「オートパワーオフ」機能が付いてしまった(「低電流モード」「小電流充電機能」が使えない)という欠点以外には、この新しい2021年のcheero Power Plus 3(13400mAh)には不満はありません。

以上、パッと見、同じようなcheero Power Plus シリーズでも、細かい違いがあり、自分の用途によっては使いづらいものもある、というメモでした。

ちなみに「cheero どこの国」と検索して気にしている方がいらっしゃるようですが、上述のcheeroはすべてMade in China(中国製)です。日本製ではありません。

cheero モバイルバッテリーのおすすめや評判、口コミなどをお探しの方などのご参考になれば幸いです。

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