かかとカサカサ・ひび割れの意外な原因

2022/12/15

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かかと・ひび割れの原因

かかとのひび割れの原因は、空気の「乾燥」やお肌の「水分不足」ではなく、身に着けている物(肌が触れている物)に原因があるかもしれない、という体験談です。

私はふだんは、足の踵(かかと)がカサカサになったり、ひび割れたりはしていません。

しかし、人生で1度だけ、かかとが「お餅がひび割れたように」バッキバキに白い亀裂が入り、かつ周囲もカサカサで粉を吹いたような状態になった時期があります。

以下、その時の体験談です。

カサカサかかと、ひび割れに苦しんでいる人の参考になれば幸いです。

かかと の ひび割れの原因

私がこれまでの人生で一度だけ、かかとがカサカサのひび割れ状態になったのは、履き物(サンダル)によって、接触性皮膚炎を発症した時でした。
→詳細:クロックス系サンダルの危険性(接触性皮膚炎)

この時は、足の甲と足首に湿疹ができ、それがやがて水ぶくれになったりして、足の上部は火傷のような状態になりました。ピーク時は痛い・・・というか、痛痒くて歩けないですし、夜もかゆさで目が覚める時がありました。

その時は、かかとのほうには湿疹などはできませんでしたが、しかし かかとは固くひび割れ、割れたお餅のように真っ白に、水が枯れた渓谷のようになりました。

原因

原因は上記リンク先ページに詳しく書いてあるように、「足が触れていた何らかの化学物質」です。

  • サンダル(靴)のインナー(内側)に元々含まれている化学物質
  • 靴の消臭スプレーなどに含まれている何らかの化学物質

が高い確率で原因として考えられました。

その理由として、それらの原因と思われる物質(サンダル)を履かなくなって(触れなくなって)から、接触性皮膚炎の症状は治まっていったからです。

それにともなって、かかとのカサカサ・ひび割れも消えていき、以前のように赤味がかったふくよかなカカトに戻り、現在に至ります。

かかとのカサカサ・ひび割れが治らない人は・・・

ネットで検索すると、「カサカサ・ひび割れ」の原因として、内臓の病気とか、コラーゲン不足や季節的な乾燥を挙げ、保湿クリームや角質ケアを対処方法として列挙しているものが多いです。

しかし、ワセリンなど保湿剤をいくら塗ってもなかなか治らない人は、原因は他にあるかもしれません。

つまり、肌(特に足まわり)が触れているモノ・・・例えば、

  • 履き物に元々含まれている化学物質(中国製など)
  • 消臭スプレー、除菌スプレー類
  • 靴下など衣類に使っている洗剤
  • 素足で歩いている人は、床やじゅうたんに使われている化学物質
  • 飲食物(特に偏ってよく飲食している物)

などに原因がある可能性があります。

白濁で分かる
試しに、履き物(靴、スリッパ、サンダル、靴下)など身に着けている物を、洗剤を入れずに洗濯機で水洗いしてみるとよいでしょう。その時、洗剤を入れていないのに、白濁や泡が生じた場合、その履き物類に、相当な化学物質が含まれている証拠の1つになります。

化学物質に対する許容力が超えると、私のように接触している箇所に湿疹などが発症してしまう(接触性皮膚炎になる)のですが、まだキャパ・オーバーしていない人は、化学物質に対して皮膚が必死に戦っている状態が、かかとのガサガサ・ひび割れとなって現れている可能性がある、ということです。

かかとのガサガサ・ひび割れは、アレルギー発症の前兆なのかもしれません。

かかと「ぱっくり割れ」の治し方

対処方法としては、原因物質からとにかく遠ざかることが最適な手段ですので、

  • 靴や靴下を新しいものに変えてみる(古いモノを洗っただけだと、化学物質は繊維に染みこんでいるので、落ちない可能性がありますので、思い切って捨てたほうがよいです)
  • 洗剤の量を減らしてみる、もしくは肌に優しい洗剤に変えてみる

といったことが挙げられます。

即効性はありませんが、皮膚の生成は1週間から10日くらいのクールで行われるので、1週間単位ごとくらいに効果が見えてきます。

それでも治らないようでしたら、案外、(女性であっても)水虫の可能性もあります。いわゆる「かかと水虫」と呼ばれているものですが、ふつうの水虫の菌と同じ、ただの水虫です。
→詳細:水虫が完治して10年経過した体験談

水虫といえば男性のイメージがありますが、最近は女性も密閉率が高い履物を履くようになったので、男性と同程度かそれ以上の確率で水虫感染者がいるはずです。但し、女性のほうが水虫なのに「美容」の問題とすり替えて、角質ケア方面に奔走してしまうので、いつまでたっても水虫が治らない、という傾向があるようです。

まとめ

  • 年間、慢性的に続いている場合・・・ずっと履き続けている靴や室内スリッパ、靴下やフローリングやカーペットに含まれている化学物質
  • 秋・冬になると、なぜか踵がひび割れてきてしまう人・・・秋・冬のシーズンになって身に着け始めた物に含まれる化学物質
に原因がある化学物質アレルギーによる肌荒れの可能性もあります。

その場合、身の回り品を一新することで、かかとの悩みから解放されます。ご参考にしていただければ幸いです。

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